現場と採用の両方の視点からあれこれ独自の見解を述べていきます

介護・求人・転職のあれこれ 

派遣について 転職

現役派遣スタッフさんが語る 介護職が派遣で働く3つのメリット

投稿日:2020年2月13日 更新日:

私は現在医療・介護に特化した派遣&紹介会社で勤めております。

業務の中でスタッフさんの状況確認であったり、フォローをしたりすることも数多くあります。

また能力の高い派遣スタッフさんは施設から「直接の雇用にならないか?」とスカウトを頂くこともあります。

その際に派遣のスタッフさんにお声がけはさせて頂くのですが、派遣歴の長い方程こそ「NO」という返事が返ってきます。

なぜなのか?

それは派遣で働く方がメリットがあるからです。

実はほとんどの方からある共通の答えが返ってきます。

今回はその共通の答え3つを介護職派遣で働くメリットとしてお伝えさせて頂きます。

実際に派遣で働いてくださっている方々の意見なのでぜひ参考にしてみて下さい!

現役派遣スタッフさんが語る 介護職が派遣で働く3つのメリット

介護職が派遣で働く3つのメリット【派遣スタッフさん談】

  1. 気がラク
  2. 時給が高い
  3. 担当がつく

結構シンプルなのですがこの3つが派遣のスタッフさんが共通におっしゃられる派遣のメリットになります。

ではこの3つの理由についてもう少し深掘りをして解説をさせて頂きます。

気がラク

非常にシンプルですね(笑)

実はメリットとして必ず一番に派遣のスタッフさんから上がる言葉がこの「気がラクだから」です。

この「気がラク」という言葉ですが結構シンプルなのですが掘り下げてみると人によって結構違う内容なのもおもしろい部分です。

せっかくなのでその具体的な「気がラク」についていくつか挙げてみたいと思います。

「気がラク」についてさらに詳しく

  • 派遣だからということで気持ちに一線を引くことが出来る
  • 責任を負わなくてよいので
  • 委員会や役などにつかなくてよいので
  • 仕事だけすれば良いので
  • 契約期間ごとを気持ちの区切りにできるので

こんな感じで皆さんが答えて下さっております。

やはり精神的な部分でプレッシャーを感じ過ぎず勤めることが出来るのが派遣のメリットのようです。

また私がこの派遣紹介の仕事を行った一番「なるほど」と思った理由は一番目に書いた「派遣だからということで気持ちに一線を引くことが出来る」という理由でした。

ここについてもう少し補足をさせて頂きます。

「派遣だからということで気持ちに一線を引くことが出来る」 について

責任感にも多少繋がるかと思いますが、やはり直接雇用という立場で働くということは私が考えている以上に「気持ちを入れて」働く必要がある方が多いということになります。

特にこの発言をされた方は施設からも評判がよく、派遣先で毎回直接雇用の依頼が来る方々です。

私もこのようなスタッフさんが何人もおり鼻が高いです。

ただその反面悪い意味で責任感が強すぎてしまう傾向の方が多い印象があります。

例えば、たまたま風邪をひいてしまっただけなのにコチラが恐縮するほど謝罪をされたり、事故が起きた際に泣いて報告をしてきりすることがありました。

私からしてみたら「しょうがないのにな~」と考えてしまうのですが、その方々にとっては本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんだろうなと感じます。

それくらいに責任感を強く持っている方にとっては「派遣」という立場は働くということに入れ込み過ぎない丁度良い雇用形態なんだろうな、と思う部分があります。

時給が高い

派遣会社ごとに差がありますが直接雇用のパートさんより2~3割程時給が高いです。

派遣というのは基本的には時給制になるので意味合いは時間で働くパートさんと一緒です。

その中で時給が2~3割程高いとなればフルタイムで働く方であれば月で3~2万、年収換算で40万~60万ほど収入が変わってきます。

具体的な派遣の時給ってどれくらいなの?

高時給設定をウリにしているきらケア 派遣であれば東京都で介護福祉士だと1,500円~1,700円で設定。

資格習得制度をウリとしている介護専門求人サイト〜かいご畑〜であれば東京で無資格が1130円~で介護福祉士が~1500円での時給設定がされております。

また2020年4月からの派遣法改正によって退職金制度が新たに作られなど結果的に時給にプラスαとなる状況ともなっております。
※詳しい記事はコチラ

【 同一労働同一賃金 】2020年4月から介護の派遣はどうなるのか?

2020年4月より派遣法が改正をされます。 いわゆる「同一労働同一賃金」がスタートされることになります。 他の記事でも書いておりますが、今回の改正はかなりインパクトのあるものだと感じております。 極端 ...

続きを見る

担当がつく

派遣の場合ですとスタッフさん一人一人に専任の担当が付きます。

お仕事探しから、見学日の調整や入社の手続きまた入社後のフォローアップ、場合によっては勤務調整や業務改善のフォローをさせて頂くこともあります。

そういったなかでスタッフさんからは「面倒ごとをすべてマーボーさんがやってくれるので」や「マーボーさんが色々話を聞いてくれるので」と仰って下さることもあります。

「マーボーさんがいるので」と仰っていただけるのはまさに派遣会社の担当冥利に尽きます。

またスタッフさんと担当で二人三脚で支え合っているということもスタッフさんにとってメリットを感じて下さっている要素の一つであると言えます。

【こんなのもアリ】派遣→直接雇用(正社員やパート)へ

また最近のトレンドとしてまず派遣で2~3ヶ月勤めて直接雇用に切り替わることにメリットを感じてくれるスタッフさんもおります。

実際に働いてみないとわからないことが多い現実もありますので、そういった中で実際に契約期間を決めて働く

こういった部分にメリットを感じて派遣で働きはじめる方も最近増えております。

実はこの派遣から直接雇用へ切り替わる方法ですが、受け入れ施設側もけっこうこのパターンを好むケースが多くなっているのが事実です。

派遣で働くかどうかは自分次第です。

ただ、単純にパートで働くより間違いなくコスパが良いのです。

正社員以外の雇用形態の場合は一度派遣で働いてみるのも良い!?かもです。

  • この記事を書いた人

すずき

特養で5年→現在は人材紹介・派遣会社へ 2021年より静岡県内に特化した人材紹介・派遣会社へ転職! ブログでは医療・福祉業界についてのことや面接についてキャリアプラン、モチベーションについて書いております。 筋トレも好きで週3日はマスト!! お仕事のご依頼はDMにお願い致します。

-派遣について, 転職

Copyright© 介護・求人・転職のあれこれ  , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.