
こんにちは、マーボーです。
私は特別養護老人ホームで5年働き、現在医療・福祉専門の人材紹介のコーディネーターを
しております。年間で200件以上の求職者面談や面接をしてきた経験談を皆様のお役に立てられるよう発信してまいりたいと思っております。
さて、今回は経験や資格があるにも関わらず転職に失敗してしまう方の5つの特徴について書いてまいります。
資格や経験があるのに転職で失敗してしまう5つの特徴【介護編】

無資格・未経験の方であれば、転職の失敗となれば「ああ、確かに!」となるのですが、実は意外にも経験があるにも関わらず、資格があるにも関わらず転職に失敗をしてしまった。というケースがちょくちょくあります。
今回はその5つの特徴を書いてまいりますので、今後の為にしっかりとポイントをおさえておいて下さい。
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ココがポイント
- 前のやり方に固執してしまう
- 社福・医療と株式の違いをわかっていない
- 立場で変わる視点を持ち合わせていない
- 主観による勝手な思い込みが強い
- よくわからないプライドがある
以上になります。 ここからこの5つの項目に対して掘り下げて参ります。
前のやり方に固執してしまう

実は資格・経験のある方で上手くいかないケースワースト1位です。
少し言葉が乱暴ですが「厄介そうな人だな~」という方だけでなく「あ、この人すご良い方だ!」と思える方(よくある人柄の良い方主観ですが…)でもこれが原因で上手くいかないケースがあります。
逆にいうと無資格・未経験の方は良い意味で「前のやり方」というのがありませんので、ここで悩むことがほとんどありません。
まずは郷に入っては郷に従え
これに尽きます。
もし貴方がコンサルタントのような立場で雇われているのではあれば話を違いますが、ほとんどの方が一般的な就職であると思います。
まずはそこのやり方に従って慣れるということが先々の人間関係を上手く構築していく為にも大切です。
なぜ「まずは」なのか
もし貴方が就職してきたばかりの人に「昔の職場はこうだった!」「このやり方はこの方が良いと」あれもこれも言われたらどうおもうでしょうか?
ほとんどの方がよい印象は持たないと思います。 前も申し上げたことがあるのですが、「何を言うのかではなく誰が言うのか」なのです。
勿論法律違反をしている、といった明らかに違法性が緊急度が高い場合は別ですが基本的には「まずは」そこのやり方に慣れる。 というのが大切な部分になります。
社福・医療と株式の違いをわかっていない

- 賞与が少ない・でない
- 経営者や管理者がお金のことばかり言う
この2つがよくある話となります。 この2つをもう少し掘り下げてみます。
賞与が少ない・でない
のは当たり前です。
でも書いているのですが、そもそも必ず支給しなければならない法律はありません。ただ社会福祉法人や医療法人ですと当たり前のようにもらえてしまいます。現に私も現役時代「当たり前に貰える」といった節の言葉は良く聞いた覚えがあります。
経営者や管理者がお金のことばかり言う
のも当たり前です。
極端な言い方をすれば社福や医療は意識が低すぎるというのも問題です。
福祉の仕事に関してお金をを求めてはいけない風潮があるのは事実ですが、本質的には利用者さんが入居or利用しなければ経営は成り立ちません。
但し悪質に従業員に還元しないのは問題ですね(>_<)
立場で変わる視点を持ち合わせていない

以前の職場ではそれなりの経験値がありますので、立場としてはベテラン、中堅ではあったと思います。
…が転職をして新たな職場になることもでそこで新人になるという「新人の視点」を持ち合わせていないと前のやり方に固執してしまったり実績や周囲の信頼もないまま自己主張をしてしまったりすると不協和音を生じやすくなってしまいます。
主観による勝手な思い込みが強い

デイサービス=楽、入所の施設=大変 と勝手な思い込みからそのギャップに苦しめらる方もいらっしゃいます。
「楽」だったり「大変」というのはあくまで個人の主観でしかすぎません。
勿論新しい職場に対して想定をしておくといったことは大切ですが、柔軟な気持ちをもって新たな職場で勤める必要があります。
よくわからないプライドがある

こちらに関してはかなりケースとしては稀なのですが、「私はあんな介護福祉士にはなりたくないから資格は取らなかった!!」と言う割に「給与は高いほうが良い」と仰ったりする方が過去何人かおりました。
矛盾してしまってますよね‥‥
そういった方はやはり新しい職場に馴染めないケースが多かったです。
最後に

資格や経験があるのに転職で失敗してしまう5つの特徴を今回は書かせて頂きました。如何でしたでしょうか?勿論一方的な決めつけは良くはないと思っておりますが、新しい職場で上手くやっていくためには良い加減でやっていくのがいいのかな~と思っております。