
人で不足と言われている介護業界ですが、せっかく面接をしたのにも関わらず不採用になってしまうケースがあります。
「そりゃそうだよね」
だったり
「え!?そんなことでも?」
と思わず驚く内容もありますので、ご自身の転職活動にも是非とも参考にしてください。
これが当てはまったら確実に不採用となるわけではありませんが、不採用になる場合は必ずといって良いほど当てはまってきます。
ではこの不採用になる5つの理由はなにか?ではご覧ください。
介護職の転職で不採用になってしまう5つの理由

不採用になる5つの理由
- 転職が多い
- 目線が合わない
- 性別
- うっぷんを晴らしをてしまう
- 目指す目標施設タイプとあっていない
どうでしょうか?
心当たりのあったかもいらっしゃったのではないでしょうか。
ではここから一つずつ解説してまいりますのでご覧くださいませ。
不採用理由その①転職が多い

もうこれは王道の不採用理由にはなるでしょう。
しかしながら「多い」という感覚は採用担当者によって異なります。
一概には何回から多いとは言いにくいですが1年に3回の転職があったり、1年未満の職歴が3つも4つもあるようですと採用担当者の印象値としてはあまり良いと言えないでしょう。
但し退職理由が明確で合理的なもの、例えば・・・配偶者の転勤の兼ね合いで引っ越し退職であれば、今後の転勤の可能性が低い旨等をしっかりとお伝えが出来れば、ある程度のフォローはききます。
対策方法
既にしてしまった転職回数は変えることができません。
まずこれを受け入れてどうするか?を考えなければいけません。
相手方としては「また転職をしてしまうのではないか?」思われることは当然ですのでここの部分をしっかりフォローするような応答が必要です。
ここで必要なことは…
多い転職をフォローする応答ポイント
- 転職回数が多いことを自覚し反省している旨を伝える
- 今回は「今までと違う」ということをアピールする
例えば

このような形で今までの自分の転職回数を自覚&反省、今までと違うマインドをもってチャレンジをしていきたいということを上手くアピールできれば結果は変わってくるでしょう。
不採用理由その②目線がうまく合わない

実は意外とこれで不採用になるケースもあるのです・・・・。
特に「目が合わせられない」これはかなり致命的です。
上手く目が合わせられないと挙動不審に見られがちですし、実際に話をしている側も「この人は話を聞いてるのかな?」と思われてしまいます。
また上手く目線を合わすというのは難しいことですが、じーーーーと見てしまいますと相手も圧を感じてしまいます。
対策方法
うまく目線を合わせるポイント
- 聞き手は3割程度目線を合わせるだけで問題はありません。(因みに話し手は1割でOK)
- 目線をそらす際は横ではなく縦にずらすこと方が良いです。
横にずらしてしまうと、そわそわしてたりする印象にもなりますので・・・
例えば相手の口を見たり、もしパンフレットを渡されていたり、
履歴書が机に置いてある状況であれば、そこを見ながら目線を休ませると良いでしょう♪
不採用理由その③性別

法律上性別での判断はNGなのですが、特に男性が・・・そういった対処になるケースがあります。
例えば介護度の低いサービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームでスタッフの性別に極端に偏ってしまっている場合に性別でNGとなってしまうケースがあります。
また逆に障がい者系の施設だと男手が欲しいということで「女性だとちょっと…」となるケースがあります。
対策方法
性別でお断りをされないようにするポイント
- 介護度の低い施設タイプでは「男性でもOKか?」の確認をする
- 障がい者系の施設では「女性でもOKか?」の確認をする
じゃあどのように聞いたら良いのか?
となると思いますので簡単にお伝えさせていただきます。
【介護度の低い施設タイプでの確認方法】

【障がい者施設での確認方法】

このような形で聞いた頂ければ問題はありません。
不採用理由その④うっぷんを晴らしをしてしまう

そりゃ、うっぷんを晴らしてしまうような行為NGでしょ!!とお思いになるかもしれませんが、これもたまにあるケースです。
勿論、面接中に故意的にうっぷんを晴らそうとする方はいらっしゃらないかと思いますが実はとあることを聞かれるとついついうっぷん晴らしのような会話になってしまうことがあります。
「転職理由や退職理由を聞かれた時」です。
転職理由や退職理由を説明していると少しずつヒートアップしてしまい、自分でも気が付かない内にうっぷん晴らしの場になってしまうことがあります。
流石にそうなってしまうと受け入れる側も敬遠してしまいますよね・・
対策方法
うっぷん晴らしにならない様にするポイント
- 事前に答えを準備しておく
- 退職理由・転職理由は言い方によっては「愚痴に聞こえる」ということを強く意識する
事前準備をしっかりしておけば話しながらヒートアップしてきませんし、退職理由や転職理由は場合によっては「批判」や「愚痴」に聞こえてしまうということを意識しておけばそれなりの言い回しで応答が出来ます。
不採用理由その⑤目指す目標と施設タイプが合っていない

これは具体的な例を挙げたほうが分かりやすいかと思います。
例えば

という目標があるにも関わらず
療養の病院や老健を志望してしまう。
また

という目標にも関わらずデイサービスや介護度の低い方が多い有料老人ホームを選んでしまう等が挙げられます。
勿論、病院や老健が一対一の介護が出来ないだとか、デイや有料では介護技術が
身につかないというわけではないので誤解のないようにして頂ければ幸いです。
対策方法
ポイント
- 施設タイプによって目指す方向が違うということを調べておく
これに尽きます。
目標を持つことは非常に良いことですので、しっかりとこの目標が達成できそうな施設タイプを事前リサーチしておきましょう。
介護の面接の特徴
また介護業界に置いては良くも悪くも「人柄」が重視される傾向があります。
そもそも就業条件がミスマッチだったとしても採用担当者としても【まず会ってみて考えてみよう】と考えるケースが多い点にもあらかじめの注意が必要です。
効率のよい面接をする為には…
自分の面接での応答、仕草等中々客観的に判断をすることは難しいです。
特に不採用が続いてしまうい人はこれらが全くわかっていないという部分があります。
ですので、こういう時こそプロにアドバイスを求める必要があります。
上記の紹介会社であれば客観的にアドバイスもしてくれますので、必要であれば登録をしてみて下さい。
【最後に・・・】
今回は介護職の不採用になってしまう5つの理由をお送りいたしましが
いかがでしたでしょうか?
極論を言ってしまえば採用担当の方がどう捉えるかになってしまいます。
また不採用のケースでは当たり障りのない理由で断りを入れてくるケースが
ありますので、不採用の真意を見抜くことが大切かもしれませんね。
ぜひ今回の方法を参考にして採用を勝ち取って下さい。