
第35回(令和4年度)社会福祉士国家試験の概要が発表されました。
私自身も10年以上のブランク越しに令和4年度 第35回介護福祉士国家試験受験しようと考えているのですが基本的な勉強の仕方は今から書いていく方法で行っていく予定です。
この方法で社会福祉士や介護支援専門員を働きながら合格することが出来たので、ぜひ参考にして抱ければ嬉しく思います!
【試験概要】
【申し込み期限】令和4年9月8日(木曜日)から10月7日(金曜日)まで(消印有効)
【筆記試験日】 2023年(令和5年)2月5日 日曜
【時間】 <午前>10時00分~12時15分 <午後≫13時45分~15時30分
【第35回(2025年2月)令和4年度】 社会福祉士国家試験 勉強が苦手な人の為のおススメ勉強法と参考書

ココがポイント
- 文字に慣れる
- 過去問をまず読む
- まずは15分 夜と朝過去問を解く
- 時間が取れるのであれば時間を延ばしていく
- 合格!
因みに私はこの勉強方法で…


この2つの試験に合格致しました。
介護福祉士試験もそうですが、社会福祉試験も積み重ねと継続です。
今からでも間に合いますのでまずは行動してください。
とはいえ「じゃあ何を参考にして勉強したら良いのか?」と質問がありそうなので早速ですがおススメの過去問と参考書をご案内します。
社会福祉士試験におススメの過去問と参考書
まずこれ一択で構いません。
介護福祉士の試験では過去問のみでも問題ないと申し上げましたが、社会福祉士の試験ではイメージ図を頭の中に作るために実際私は参考書も併せて購入いたしました。
なぜ中央法規出版のものが良いのか?
ココがおすすめ
と私は年代は違いますがこの2種類の過去問と参考書で合格致しました。
取り合えず中央法規と挙げさせて頂きましたが、取り合えず市販の過去問と参考書があれば基本なんでも大丈夫です。
まずいきなり勉強しようとするのはNG!

以前もお伝えしましたが、いきなり勉強しようとするのが失敗なのです。
普段から自己研鑽で勉強をしている方であれば話は別ですが、今回は勉強が苦手な人をテーマにしております。
まずそういった方は日頃勉強をしていない(勝手な思い込みでスイマセン私もそうだったので…) と思います。
またそういった方に限って「何を勉強したら良いか」と、楽をしようとしてしまうのです。正直それを考えていこうとするのは無駄です。
ピンポイントで出そうな出題項目を狙った勉強法はなぜ無駄なのか?

ピンポイントに出題項目を狙って勉強するのがダメな理由
出題者でもない限りそんなピンポイントには分からないから。
あと 18科目群(ただし、該当する者にあっては7科目群。) で最低でも1点を取らないといけない為、広く知識を有する必要があります。感覚的には広く浅くといった感覚が適切ではないでしょうか?
それでも何とか効率よく勉強をしたいという方は複数の出版社の問題集を購入して共通して出題されている項目を勉強すれば比較的高い確率で出題されるとは思います。
以前の介護福祉士の勉強法では「慣れる」という部分をフォーカスしておりましたが社会福祉士の試験に関しては+αの要素として積み重ねと継続、そして徹底したアウトプット が必要であると言えます。
なぜ積み重ねと継続、そして徹底したアウトプット が必要なのか?

介護福祉士の試験内容に比べ社会福祉士の試験内容は 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要 、 新自由主義、ポスト産業社会、福祉多元主義、新自由主義、ポスト産業社会等々、日常生活に置いて聞きなれない単語、通常に仕事をしていても聞きなれない単語が非常に多いです。
その為まず慣れる時間を作らなければなりません。
またアウトプットは記憶定着の要です。
因みに参考書を見ながらノートをとる作業はインプット、過去問を解くのアウトプットです。
実際に行って頂ければわかるのですが、ノートに取るだけでは全く頭に入りません。
過去問や問題集を解く行為→「う~んこの答って何だっけ?」と記憶の中から引き出そうとする行為が記憶の定着につながるのです。
また【3ヶ月で合格できる方法】といった「おっ!?」と思うような勉強方法がネットに出ていると思いますが、そんなに都合の良い話はありません。結果合格した人徹底的に継続とアウトプットをしております。
社会福祉士試験合格の勉強方法 ①文字に慣れる

今回の勉強法に置いて一番大切な部分になります。
ここさえ乗り越えればあとはスムーズに進んでいくといっても過言ではありません。
最近はYouTubeやアマゾンプライム等で動画を見る率が非常に高まっており、活字を読むという行為が非常に少なくなってきております。
映像と音声に慣れている体がいきなり過去問や参考書を読んだらどうなるでしょうか?
やっていただければわかると思いますが、もう全く体が受け付けません(笑)
直ぐ飽きますし、文字が頭に入ってこないですし頭の中に蜘蛛の巣が掛かっているような感覚になると思います。
まずどうやって文字に慣れるのか?

新聞がおススメです! ちなみに私は新聞をとっていなかったので、施設にお願いをして読み終わったいらない新聞を貰ってきておりました(笑)
まずは1日15分程度を1週間程続けていくと大分文字に慣れますよ!
なぜ新聞がおススメなのか?
本当は活字のみの本が良いのですが、やはりそこもいきなり活字のみになってしまうと頭に入ってこないです(>_<) そこで活字と画像のバランスがよい新聞がおススメになります。
また近年では避難所のマークも出されたりなど、社会情勢に沿った内容も出題されてきておりますので、そういった部分でも新聞がおススメだと思います。
社会福祉士試験合格の勉強方法 ②過去問をまず読む

解いてはいけません!!まずは読むだけでOKです。
まあ解こうとしてもわからないんですけどね(笑)
ここも頭を慣れさせるというのがポイントです。まず新聞や本で活字に慣れたと思います、次のステップとして問題に慣れるというところに来るのです。
「問題に慣れる」とは?
実は最初の文字に慣れるという部分でいくつかの書籍や複数の種類の新聞を読んだ方は気が付くかと思うのですが、媒体によって文節や文脈が異なっていたり表現の方法に違いがあったかと思います。
ですので今回の「問題に慣れる」というのはテストで問題として出される文節や文脈、表現の方法に慣れるということが非常に大切になります。
そして次は実際に問題を解いていくステップにまいります。
社会福祉士試験合格の勉強方法 その③ 夜と朝に過去問を解く(各15分ずつでOK)

ここでも「慣れがポイント」になります。
いきなり朝、もしくは夜に1時間やろうとしても集中力が続きません。
大げさに言えば今のタイミングからスタートするのであれば8月いっぱいまでは夜と朝で15分ずつ、トータル30分でも全く問題ありません!
じゃあどうやって勉強するの?
- 問題を読んでまず答える
- 直ぐに答えを確認する
- まず正解の答えをほかの人に教えるように自分の言葉で要約する
- 他の不正解の選択肢のどこが違うのかをほかの人に教えるように自分の言葉で要約する
これを【朝1】問題を解く→【夜1】朝1の復習+問題を解く→【朝2】夜1の復習+問題を解く→【夜】朝2の復習+問題を解くのサイクルでぐるぐる回していけばOKです。
そして記憶というのは答えや参考書を読む行為すなわちインプットで定着するのではなく、他者に話したり、思い出そうとするアウトプットで記憶が定着していくものなので、「ほかの人に教えるように自分の言葉で要約する」行為が非常に大切になってくるのです。
因みに基本アンダーラインを引いたりノートにまとめたりは必要ないです。
なぜアンダーラインやノートにまとめる必要がないのか?

ココに注意
- ノートにまとめる行為で満足をしてしまう
- 記憶の定着に必要なアウトプットや繰り返し回数が減ってしまう
重要なポイントにアンダーラインを引いていくとキリがなくなります。
またノートにまとめるとそもそも時間が掛かります。
というかそれだけで手が疲れます。
現時点だともう悠長にノートにまとめている時間はありません。
多少アンダーラインを引くことは問題がありませんが、ノートを別に作るのは効率が本当に悪いです。
社会福祉士試験合格の勉強方法 ④時間が取れるのであれば時間を延ばしていく

最初は朝15分夜15分ずつ、1~2か月もやってくると慣れが出てきてそれぞれ30分、1時間と集中できる時間がどんどん増えていきます。
ただ仕事や家庭の事情もありますので無理をせずに、ただしそれをコツコツと試験前日まで継続をしていけば合格間違いなし!です。
その⑤合格!
徹底したアウトプットが必要です。そして勉強は今からでも間に合います!
最終的には是が非でも合格するという強い気持ちが必要です。
貴方は何のために社会福祉士試験に臨もうとしていますか?
ただの記念受験じゃありませんよね?
自己実現の為に必要だと感じたからこそ申し込んだのだと思います。
諦めずぜひ合格に向けて頑張って下さい!!