
今回は介護職のボーナスを調べてみたシリーズの総括をしてまいりたいと思います。
【介護職のボーナスを調べてみたシリーズ】では下記の大手介護企業会社のボーナス&基本給を調べました。
ボーナス&基本給を調べた大手介護企業会社
この介護職のボーナス&基本給を調べてみたことについてランキングや感想や考察をしてまいります。
【大手介護企業12社分】 介護職のボーナス&基本給をまとめてみた感想

(カッコ内)の金額は平均値となります。
大手介護企業のボーナス額ランキング
- アライブさん(63万円)⇒60万円~66万円
- ユニマットさん(48.3万円)⇒34.5万円~62万円
- ニチイケアパレスさん(47.5万円)⇒45万円~50万円
- コンフォートさん(41.4万円)⇒24.7万円~58.2万円
- ケア21さん(39万円)⇒37万円~41万円
- SOPMOさん(37.8万円)⇒34.5万~41.1万円
- ニチイ学館さん⇒36.3万円
- サニーライフさん(36万円)⇒32万円~40万円
- ツクイさん(25万円)⇒0円~50万円
- ベネッセさん(21万円)⇒14万~28万円
- セントケアさん(20.1万円)⇒169,000円~234,600円
- セコムシニア倶楽部さん(18万円)⇒18万円
ボーナス額のトップはセコムさんが展開しているアライブという有料老人ホームブランド展開している事業の63万円
最下位は同じくセコムさんが展開しているシニア倶楽部というデイサービスブランドで展開している事業での18万円ということでした。
基本給額ランキング
- アライブさん(21万円)⇒200,000円~220,000円
- ユニマットさん(19.7万円)⇒172,900円~221,700円
- サニーライフさん※介福(19.5万円)⇒190,000円~200,000円
- SOMPOさん(18.9万円)⇒172,700円~205,800円
- ツクイさん(18.6万円)⇒162,000円~210,000円
- セントケアさん(18.2万円)⇒169,000円~195,500円
- セコムシニア倶楽部さん(18万円)⇒180,000円
- コンフォートさん(17.9万円)⇒165,000円~194,000円
- new!!ケア21さん(17.2万円)⇒170,000円~175,000円
- サニーライフさん※それ以外(16万円)⇒160,000円
- ニチイケアパレスさん(14.7万円)⇒135,000円~160,000円
- ベネッセさん(14万円)⇒140,000円
- ニチイ学館さん(12.4万円)⇒123,000円~125,000円
基本給に関しても幅がありますので基本的に平均値の高いものを基準でランキングを作っております。
基本給額のトップもボーナス1位のアライブさんが平均210,000円とトップの金額となりました。
最下位はニチイ学館さんの平均額124,000円が最下位となりました。
ではここからは12企業の介護職ボーナス&基本給を調べて感じたことを書いてまいります。
ほとんどの企業がボーナス額&基本給をはっきりと提示していない

今回介護職のボーナス&基本給を調べてみて一番思ったことは「額の表記がかなりわかりにくい」ということでした。
企業ホームページで見るとほとんどが基本給の表記は無く「賞与あり 年二回」と書いてあるものばかりでした。
私の立場から申し上げるのは恐縮しますが、これに表記がはっきりとしていないのは求職者には寄り添っていないと感じます。
公にしにくい理由があるのはわかりますが、このようにインターネットが発達し様々な情報を取り入れることができるようになった現代では単純に「不親切」な印象を与えてしまうと感じます。
ではなぜボーナス額&基本給がしっかりと明記されていないのでしょうか?
これについても掘り下げてみたいと思います。
なぜボーナス額&基本給がしっかりと明記されていないのか?

理由として2つ考えられます。
- そもそも単体での金額が低い
- 記載がある以上はその金額コミットしなければならない
この2つが理由として挙げることができます。
そもそも単体での金額が低い
基本給額やボーナスに魅力があれば自社のホームページに胸をはって書けばよいことです。
ただそれが出来ないということは単純に金額が低いケースが多いからではないでしょうか?
そもそも基本給が低ければボーナスも低くなってしまいます。
色々手当を付けて総支給額を増したとしても魅力としては半減してしまいます からね…
ただ金額の低い企業ばかりではないのも事実です。
実は次にあげる理由こそが最大理由だと考えます。
記載がある以上はその金額コミットしなければならない
これです。
基本給は手当ではありませんので簡単に下げることが出来ません。
またボーナスもある程度の見込み金額を書けばそれが求職者にとっての基準になります。
記載をすることによってその金額に対してコミットしなければなりません。
特に賞与は株式会社にとっては「利益が出た場合に支給する」ことが前提になるため、基本給以上に明確に記載しにくい事実があるのも現実です。
ただここまでだと株式会社を批判するような内容ばかりになってしまいますので、良かった点についても挙げてまいりたいと思います。
色々調べてみて魅力を感じたこと

ココがおすすめ
- 企業独自の福利厚生(ホテル、ジム、テーマパーク補助)制度が充実している
- 資格取得制度は比較的どの企業でも行っている
- くるみんマークやトモニンマークを取得している企業も多数
- 選べるキャリアップ制度が充実している
これらの魅力的なシステム、取り組みをしている企業は多かった印象があります。
お金も大事ではありますが、それ以上に働く環境も大切ですからね!
魅力を感じた部分に関してはまた別の記事でとりあげたいと思っております。
では本日はここまで!
ご覧いただき有難うございました!!
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