転職時に必ず行うことと言えば【面接】です。
面接は基本聞かれたことに答えるというスタンスなので受け身になるケースが多いです。
しかし、唯一こちら側が主体となる場合があります。
それが逆質問をする時です。
面接の終盤に必ずと言って良いほどよく聞かれる「何か質問はありますか?」
この時にどれくらいの質問をしたら良いのかわからない方も多いかと思います。今回は面接時の逆質問をいくつしたらよいか、またその内容についても書いてまいりたいと思います。
面接時の逆質問は3つまでにしておいた方が良いって本当?
結論
多くても3つまで。逆質問なしでも問題なし
おはようございます!
【面接一言アドバイス】
面接で質疑応答の時間を貰えることが多いです。
その時の質問事項は多くても【3つ】くらいまでにしておきましょう。
なぜか?
受け取り手側にもよりますが、多すぎると「いろいろ細かい人」とネガティブに捉えられてしまうケースがあるからです
実は少し前に逆質問についてのツイートをさせて頂いておりました。
これらを深掘りさせて頂きます。
逆質問が3つまでの根拠
今まで数百件の面接同行をしてきた中で出した結論となります。
4つ以上逆質問をしてしまう方はまず不採用になっている感覚です。
また4つ以上逆質問がある場合は大抵「不安が強い人だね」と相手側に捉えらることが多く不採用になってしまうことが多いです。
とくに4つ以上逆質問をしてしまう方は「不安で不安でしょうがないタイプ」の方が多いです。
そして逆質問を4つ以上してしまう人には上記で挙げた「不安で不安でしょうがないタイプ」ともう2つタイプがあります。
そのタイプをご紹介すると共に対策法も交えて書いてまいります。
逆質問を4つ以上してしまう3つのタイプと対策法
ポイント
- 不安で不安でしょうがないタイプ
- 自身過剰で知識でマウントするタイプ(無自覚なケース多し)
- 質問が多いと意欲的と思って貰えると勘違いしているタイプ
この3つのタイプについても解説をしてまいります。
不安で不安でしょうがないタイプ
この不安で不安でしょうがないタイプの方が一番問題です。
ですので質問は3つまで、というのはこのタイプの方は徹底して頂いた方が良いです。
このタイプの方は気になることを手当たり次第に聞きがちでその表情も不安そのものなことが多いです。
質問の数もそうですがそれに相まって表情も不安げな表情で聞いてしまうことが致命的です。
質問をしてはいけないということではありませんが、このような状況であれこれ聞いてしまうのは逆に不安しか与えません。
自分が安心するためにとめどなく聞いてしまう為結果相手側に「う~ん少しめんどくさそうな人だ」と印象を与えてしまうことが多いです。
少し極端ではありますが、不安で不安でしょうがないタイプの人用の対策法をお伝え致します。
対策法
- 面接は対話であることを意識する
- 聞く内容の答えによって自分が辞退することを決定する内容のみに絞る
- 紹介会社に登録して気になることは先に紹介会社に確認してもらう
自信過剰で知識でマウントするタイプ(無自覚なケース多し)
こちらも意外と厄介なパターンです。
5~6年在籍してきて新たにステップアップをしてみたい!そんなタイプの方、経験年数が比較的長い方がこういうこのタイプに当てはまりがちです。
Aさん
や
Bさん
因みにこれは実際にあった質問です。
これ何が問題かと言うと…
問題点
- 自分はある程度やってきたということをアピールしてしまっている。
- そもそも適切なケアであるかどうか?の判断が抜け落ちてしまっている。
- 実は質問の答えがどうであっても自分が働くか働かないかに関係がない。
アピールすること自体は悪くないのですが、そもそも逆質問をするタイミングなのに関わらず自分語りから入るのは話が長くなりがちですし何が効きたいことなのかが分かりにくくなります。
また今までやってきたケアが施設によっては受け入れられないケースもあることもありますので、そこにも十分注意しなければなりません。
そして面接の後に質問の意図を確認すると「取り合えず聞いてみたかった」とのことでした。
結局この質問を投げたAさんとBさんは「ちょっと質問の内容が…」とのことで不採用になってしまいました。
対策法
- 面接は対話であることを意識する
- 今までのケアが必ずしも正しいとは限らないことを意識する
- 何が出来るか?は聞かれたら答える
質問が多いと意欲的と思って貰えると勘違いしているタイプ
このタイプの方はほとんどおりませんでしたのそれ程問題ありません。
どちらかというと面接前の打ち合わせ時に「多く質問をした方がよいか?」と質問をされることが多く事前に対策をうてることが多いです。
実はこれに
おはよう!
【面接一言アドバイス】
面接時に逆に仕事こちら側から質問しないといけないんじゃないか!?
と気にされている方がいらっしゃいます。
面接の本とかにも「必ず一つのくらいは質問を」と書いてあるケースがありますが…
正直に無ければ「特に無いです」でも問題ないことが殆んどですよ
ツイートでも解決策を提示しているのですが、実は逆質問は特になくても問題ありません。
逆質問は無かったら無いでOK
色々申し上げましたが、逆質問に関しては無ければ無いでも全く問題ありません。
数百件の面接同行をしてきましたが、逆質問が無かったことによって不採用になったケースはありませんでした。
但し、全てが逆質問しなくてもOKというわけでは無いのも実情です。
すべき質問、しなくてもよい質問をしっかりと見極める必要があります。もしわからなければプロへ相談をして下さい。
貴方にとってよい勤め先が見つかることを心より祈っております。