
介護の仕事は一部を除いて無資格でも仕事をすることが出来ます。
ただ無いよりあった方が良いのが「資格」です。
今回は介護職として就職する為に有利な資格を人材コーディネーターとしてマッチングや面接に携わった者として実体験と共に紹介をしたいと思います。
とはいえ介護の資格は非常に様々あります。介護福祉士、初任者研修、介護支援専門員、社会福祉士、住環境コーディネーター…ウェルフェア・コンシェルジュ、 認知症予防支援相談士 なんていうのもあるそうです。
実際にどの資格が有利にあたるのでしょうか?
ではでは解説をしてまいります。
介護職として就職する為に有利な資格とは?

実体験をもとに導いた結論ですと…
介護職として有利になる資格
- 介護福祉士
- 初任者研修&実務者研修
はい、実にシンプルです。
理由は2つあります。
認知性と実益性です。
これについて簡単に解説致します。
認知性と実益性とは?
認知性とはその資格がどれだけ知られているか、
実益性とはその資格があることによってどれだけ利益があるのかです。
認知性=どれだけ知られているか
その資格がいくら大変で優秀な資格であったとしてもそれが知られていなければ評価の対象になることは難しいです。
先ほど冒頭に書いたウェルフェア・コンシェルジュ、 認知症予防支援相談士 というのはググらなければ私も全く知りませんでした。
せっかくの資格も知られていなければ評価の対象になりにくいのが事実です。
実益性=どれだけ利益があるか
この利益は売上や利益といった数字的な意味合いではなく「どれだけ得をするか」という意味合いでとらえて頂ければ幸いです。
この利益は雇う側=施設と雇われる側=求職者双方に利益が無ければなりません。
微妙な例えかもしれませんが、私を例に例えると、いくら社会福祉士をもっていたとしても実際現場に働く場合あまり利益がありません。
雇う側としては社会福祉士をもっていても現場では役に立ちませんし加算もとれません。私としてもその施設で社会福祉士の資格手当が現業に当たらなければ貰えなければ資格の持ち腐れとなってしまいます。
ということで認知性と実益性両方を兼ね備えた介護の資格が「介護福祉士」「初任者研修・実務者研修」ということになります。
資格を持っていると何がお得なのか?

これが資格習得の3つのメリット
- 賃金がアップする
- 転職が有利になる
- 良い印象をもってもらいやすくなる
資格があって転職が有利になるのは勿論ですが、賃金アップやよい印象をもってもらいやすくなります。
この詳細についてはをこちらをご覧下さい。
さて今回は資格習得の3つのメリットについてまとめてまりいます。 今回の資格というものは「初任者研修、実務者研修、介護福祉士」というものを今回の【資格】という意味でとらえて頂ければと思います。 この3つ ... 続きを見る
介護職なら資格をとるべき!その3つのメリットとは?
初任者研修&実務者研修って書いてあるけど実務者の方が上の資格じゃないの?
確かに初任者は介護職入門その発展資格として実務者は位置づけられていることが多いです。当然実務者がないと介護福祉士がないと受験できないので上位資格であると言われるのですが‥‥
就職のタイミングではあまり差が出ないのが実情です。
極端な例を出すと…
①「初任者研修をもっていて1年の経験がある」
②「実務者をもっていて経験がない」
就職の評価の高さでは①の 「初任者研修をもっていて1年の経験がある」方が評価としては確実に高くなります。
また資格手当を初任者と実務者は同等で考えられる法人が多くあまり実務者をもっているからと言って賃金に差が出ないのも実情です。
ということもあって今回では初任者&実務者といった書き方をさせて頂いております。
じゃあ初任者と実務者どっちをとった方が良いの?

結論から申し上げますとタイプによって答えが変わります。
まずは介護について勉強したい方は【初任者研修】
介護福祉士まで目指したい!という方は【実務者研修】
となります。

資格習得に初任者と実務者では320時間の差があります。
また費用面でも初任者研修の7~8万円に対して実務者研修は10~15万円と割高となっております。
これらのことから介護の業界でどれだけ続けていく覚悟があるかないか?で判断するべきであるといえます。
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今回もご覧いただきまして有難うございました!
ぜひ参考にして頂ければ幸いです。