
よく「介護の仕事はやりがいがあるよ!」という言葉を聞きます。
実際にその介護職における「やりがい」って何なのでしょうか?
人に貢献が出来るから?困っている人を助けているから?感謝をされるから?
今回はその「介護の仕事についてのやりがい」について掘り下げ参りたいと思います。
介護職のやりがいとは?

人と人との関りから生まれる満足感
介護という仕事は営業の様に売上で表されにくいですし、製造のように何かを形にしてやり遂げた!と満足感の得る仕事ではありません。
サービス業全般的に言えることでありますが、介護の世界では人と関わることが非常に多いです。
後輩、先輩、他職種、利用者さん、ご家族様々な人と関係性をもちます。
これだけ関りがあると勿論予測できない大変さも生まれることもあるかもしれません。
ただそれ以上にその人との繋がりから得られる満足感というものは非常に大木です。
そういったことを踏まえると介護の仕事におけるやりがいとうものは【人との関りから生まれる満足感】であると私自身は考えます。
ではその介護の仕事におけるやりがいの源である「満足感」を得る為にはどうしたらよいでしょうか?
結論:別に無理をして満足感を得ようとする必要はない

そもそも満足感というものは定性的なもので数字には表すことが出来ません。
満足感というものは個人個人尺度が違います。
利用者さんに「ありがとうねえ~」と言われただけでも満足感を得られる私のような人間もおります。
または何か任されたイベントを達成することによって満足感をえられる方もいらっしゃるかと思います。
そう考えると無理に満足感を得ようとする必要はないと思います。
ただそれでも少しでも満足感を得られるのであれば気持ちが楽になるのは間違いありませんので、私なりに満足感を得やすなる方法をお教え致します。
他人に期待をしない
ちょっと言い方が冷たい印象をうけるかもしれませんが、前向きな言葉として捉えて頂ければ幸いです。
何も期待せずに不意に他人から「ありがとう」と言われた時って皆さん経験ありませんか?
その時って案外嬉しかったりするものです。
仕事上どうしても自分自身が相手に対して【何かをしてあげる】という感覚になることが多いです。
そうなると逆にお礼を言われなかったり、感謝をされなかったりすると不満がたまってしまうことが多いです。
ですので基本的には「他人に期待をしない」とこによって満足感を得るためのハードルをグッとさげることが出来るようになります。
他人には感謝を伝えよう

他人には期待をしない反面、自分自身は積極的に相手が満足感を得られるような行動を起こしていきましょう♪
他人を変えることは難しいですが自分を変えるのは自分の決意次第です。
満足感を相手が得やすくなる方法は「感謝」です。
そして感謝は言葉で伝えましょう。
理由は一番相手に伝わりやすいからです。
行動で示すというのも悪くはありませんが、まったく気が付かない鈍感な人もいますので(笑)やはり言葉で伝えるのがベストです。
満足感を共有してみんなでやりがいを感じよう!
なんかちょっと胡散臭い勧誘の言葉みたいですね・・・(笑)
ただこの満足感の共有が本当に大切です。
些細なことでも構いません、自分自身が満足感を感じたことを他人に話をしてみましょう!
ポジティブな内容な共有は相乗効果で満足感を増加させます。
自慢に聞こえるんじゃないか?否定されたらどうしよう?そんな不安もあるかもしれませんがレッツトライ!チャレンジあるのみです♪
但し「やりがいの搾取」には気を付けよう
やりがい搾取(やりがいさくしゅ)とは、経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいう 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まさかWikipediaにやりがい搾取の項目があると思いませんでした(笑)
どうしても介護の業界は人と関わることで満足感を得てやりがいを感じていくことになります。
その中で例えばサービス残業をしながらやりがいを感じたり、自分の体調を顧みず業務を行いそこからやりがいを感じることは望ましくはありません。
プライベートや自分に無理をしてやりがいを得ることがあっては決してなりません。
無理をし過ぎない様にする為には・・・?
完璧さを求めず「まあボチボチ」の精神を持つ
【いい加減に手を抜く】 のではなく 【良い加減で手を抜く】
こんな感じで肩の力を抜いていきましょう。
安易な転職はおススメしませんが、必要であれば転職をして環境を変えるのもひとつの手です。
自分のことは自分で守る!これ鉄則です。
最後に

介護のやりがい= 人と人との関りから生まれる満足感 ということで今回は書いてまいりましたが如何でしょうか?
無理をしてやりがいを見つける必要はありませんが、せっかくなので自分なりのやりがいを感じれるようになると良いですね♪
本日もどうぞ有難うございました。