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番外編

一方的な信頼関係と言葉づかい【誇れる職場づくりができる研修会より】

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研修会編第6弾となります。 今回は一方的な信頼関係と言葉づかいについて書いてまいります。度々問題提起される「言葉遣い」を信頼関係と紐づけながら解説してまいりたいと思います。

因みに皆様は自分自身の言葉遣いって意識したことがありますか?

通所系でお勤めの方は意識をされる方は多いかもしれませんが、入所系の施設でお勤めの方はギクリとした方もいるかもしれません。日頃の振り返りも含めて今回の回を見て頂ければ幸いで御座います。

一方的な信頼関係と言葉づかい【誇れる職場づくりができる研修会より】

講義では一方的な思い込みにおける勝手な信頼関係がなおざりな言葉遣いを生んでいると先生は仰っておりました。

なおざりな言葉遣いというのはずばり利用者さんへのため口です。

実は現場時代私が一時期勘違いをしていた部分もここになります。信頼を作るためにくだけた言葉遣いをする、それを自分の中で「自分はそういうキャラだからOK」と勝手に勘違いをしていたのです。

今思うと非常に恥ずかしいですし、情けないです‥‥

研修の内容について

講義では利用者さんより「堅苦しい言葉遣いをしないででくれ」ということをため口がOKであると勘違いしてはならない!とおっしゃっておりました。

丁寧語で話すことが堅苦しさに繋がるのであればそれは技術不足である。とバッサリと切っておられました。

顧客満足を意識するのであれば丁寧語を使わないという選択肢はありえないと断言されておりました。

親しみやすさと馴れ合いを混同しない

親しみやすさを表現するためにため口で話すという必然性はない。

確かにその通りです。そして日本人の特性でもあるのですが、年下の人間からため口でそもそも話されると嫌悪感を持つ方が多いです。親しみを作るために馴れ馴れしい言葉遣いはNGなのです。

またジョークは人によっては笑いに繋がるが、人によっては「むかつく言葉」にしか聞こえません。

そもそも著名人で口の悪さを親しみだと言ってしまう人がいるのも考え物だ‥‥とも先生は仰っていました(>_<)

関係性が出来ているという言い訳

介護従業者における利用者と職員の関係性とは友人関係でなく、あくあで顧客とサービス提供者

では関係性が出来ていれば態度や言葉が乱れてよいのでしょうか・・?

それは勿論おかしいですよね。やはり仕事である以上お客様へ不快な思いを与えない最低限のルールはあって当然であり、労務管理上は必要不可欠であります。

さてここからは研修の中では語られなかった言葉遣いに関して自論を書いてまいります。

よく職場にいる【丁寧語を使わないことが信頼関係構築に必要だ派】へ!

貴方それ利用者さんの家族いる前で同じ言葉遣いできますか?

若しくは

貴方の子供が同じ言葉遣いをしたらどう思いますか?

と言いたいです。上でも書いたのですが私も過去一時期 「自分はそういうキャラだからOK」と勝手に勘違いをしていたのです。

ただそれは違うのです。ただの勝手な思い込みと自分自身のスキルのなさがそうさせるのです。

利用者さんは貴方の子供でもないですし、お友達ではありません。そうであれば最低限の礼節と敬う心は忘れてはなりません。

日々の業務で忙殺されるのはわかります。ただ私たちは医療・福祉のプロフェッショナルなのです。そこは忘れてはならないと思います。

最後に

何やら偉そうなこそばかり言って申し訳ありません。ただ私は介護の仕事に誇りをもっています。

今は間接的な立場になってしまいましたが、これをご覧になっている方は現役の方が多いと思います。

「今は現場もやってもない奴が良く言うよ・・」となるかもしれません。ただ私はそれでも諦めず言うべきこと、主張すべきことはしてまいりたいと思っております。

少々熱くなりすぎました(>_<) 今回の研修報告はここまでにしたいと思います!

ご覧いただき有難うございました。

  • この記事を書いた人

すずき

特養で5年→現在は人材紹介・派遣会社へ 2021年より静岡県内に特化した人材紹介・派遣会社へ転職! ブログでは医療・福祉業界についてのことや面接についてキャリアプラン、モチベーションについて書いております。 筋トレも好きで週3日はマスト!! お仕事のご依頼はDMにお願い致します。

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