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番外編

本当の看取り介護とは【誇れる職場づくりができる研修会より】

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先日「誇れる職場づくりができる介護の本気とやる気」という研修会に参加してまいりました。その中でいくつかのトピックスに分かれて講義があり、その中で個人的にぜひともシェアをしたいな、と思える内容がありましたので、現場時代の感覚を忘れない為にも、また今の業務でも活かせるように書いてまいりたいと思います。

「誇れる職場づくりができる介護の本気とやる気」研修会に参加してのまとめ

浜松市で菊地雅洋先生を招いての研修会がありましたので参加してまいりました。久しぶりの研修会でありましたのでせっかく聞いたこと、学んだことをシェアが出来ればと思い、今回はこの研修会についてのまとめをかい ...

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本当の看取り介護とは

一人をひとりを尊重したエピソードづくりができる ということでした。

どういうこと?となるかもしれませんが、これに関しては心温まる事例がありましたので、見て頂ければと思います。

白寿のお祝いまでもつかどうかわからなかったAさんのエピソード

99歳を1ヶ月後に控えていたが、すでに体力的にもダウンしており嘱託の先生からも「いつまでもつかわからない」と言われていたAさん。担当のワーカーさんがどうにかしたい!と思い当時施設長をしていた菊地先生へ相談。そこで出した驚きの解決策とは…

「お祝いを早める」

なるほど!!と思いました。確かに白寿はまだ先でもお祝い事態を早めるのは問題ないですし、特にもういつお亡くなりなってしまうかわからない状態であればなおさらのことだな、と思いました。

ここで気になる話・・・【そんな状態の方に無理はさせないほうがいい派】はいなかったのか?

実際先生からその話を聞けなかったのですが、先生の施設ではそう考える方はおらず、白寿のお祝いを実行に移されたそうです。

自分も現場時代に看取りの方に「そんな状態の方に無理をさせないほうが良い」とのことで、入浴や食事、イベントとの参加を自粛してしまったことがありました。

ただ、菊地先生の施設ではそういった考えはなく「その方の為に」ということで、ご家族、親戚に連絡をとり一番遠い親族の方は九州から予定をつけ駆け付けてくれたそうです。

式典当日の様子

実際講義では写真付きで解説をして下さいました。 実際写真ではご親族の方や親しくしていたご友人さん10名以上あつまり、ご本人さんも笑顔を見せられたそうです。ただ先が長くないと分かっていたご友人さんは涙を見せられる様子もあったようです。

おめでたい式典の場です、担当の職員さんもそのご友人さん友人さんに付き添いながら「泣かないでくださいね」と声を掛けていたようですが、担当の職員さんも貰い泣きをされた場面もあったようです。

式典後…

Aさんは式典の10日後に亡くなられたそうです。もし白寿を誕生日と合わせておこなっていたら間に合わなかったタイミングだったようです。その後ご家族よりこのようなお手紙を貰ったそうです。

母さんにとって、最高の人生の最後でした。病院や家ではこんなに手厚い介護は出来なかったと思う。また最後に子供たちみんなに逢うことができて本当に良かった。最期はとっても穏やかな顔で眠るように最後を迎えました。本当の看取り介護だったと思いました~中略~一人ひとりのために、ここまで考えて下さるなんて感動しました。昔のことなど、よく聞きだしてくださったと思います。~中略~遺影はここで写した写真を使いました。みなさん、本当にありがとうございました。

語彙力がないので月並みな表現になってしまいますが、私は感動しました。良いか悪いかの単純な話でなく、その方の為にと本気の思い出行動に移した結果がこのようにご家族からのお手紙にも綴られているのだな、と思いました。

看取りケアが辛いというのは本当の看取りケアができていない!?

実際先生がこのようなことを発言されたわけではありません。賛否両論あるかもしれませんがセンセーショナル言い方をすればあながち間違ってはいないのかな?と思います。個人的には現場時代何人もお看取りをしてきましが、悲しい感情はありましたが、どちらかというとやり切った満足感の方が大きかったような気がします。事実ご家族から「本当にありがとうございました」、「母もここで最期を迎えられた本当によかったと思います。」とのお言葉を頂くことが多かったです。

【自論】看取りケアにおいて、 辛い = 悲しい ではない。

親しくしていた利用者さんがお亡くなりなることは悲しいことです。ただ最後の最後までその方の為に尽くすことができれば、「辛い」という感情にはなりにくいのかな、と感じます。ただこの感じ方は人それぞれです。なので辛いと思うことに対してダメだ!とか悪いことだ!とか言うつもりはありません。

もし「辛い」と感じてしまった時は

重ね重ね申し上げますが 辛いと思うことに対してダメだ!とか悪いことだ!とか言うつもりはありません。ただ思い出して下さい、ご家族の方はなんとおっしゃっていましたでしょうか?おそらく感謝の言葉だったと思います。私はその言葉で何度も救われた記憶があります。 そしてそう思ってしまったら必ず同僚、上司、先輩、友人へ本音を打ち明けて下さい。一人で考えてしまう程こそ辛いものはありませんので…

最後に…

「高品質な看取り介護を行える施設には人が定着する」と先生は断言しておられました。しかしながら単純に看取りだけしっかりやれば良いというわけではないと思います。根本的な部分で利用者さんの為に何ができるか?を突き詰めていった結果このような考え方が生まれたのだと思います。

あなたの施設・病院は如何でしょうか?ぜひこの機会に振り返って頂ければ幸いで御座います。

  • この記事を書いた人

マーボー

特養で5年→現在は人材紹介・派遣会社(6年目) 介護経験しかありませんでしたが5年目にしてやっとこさ粗利額1位を達成! ブログでは医療・福祉業界についてのことや面接についてキャリアプラン、モチベーションについて書いております。 筋トレも好きで週3日はマスト!! お仕事のご依頼はDMにお願い致します。

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